シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)

シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)とは12~16歳の子供に多く、硬い地面で繰り返しランニングしたり、ダッシュやジャンプを繰り返すスポーツに多くみられます。


■症状
運動時や運動後にすね内側の中央から1/3下方かけて痛みが生じます。

■発症原因
足のつま先を上げるときに使う筋肉を過度に使うことで、筋肉に付着する骨膜(骨を覆う膜)に炎症を生じて発症します。また、足に合わない靴、筋力不足、筋肉の柔軟性不足も原因の一つです。

シンスプリント

■治療手段

まずはスポーツを控えて安静が望ましいです。
痛みに応じて、内服、湿布を処方します。
当院では、足以外からの影響による負担の軽減やストレッチ指導、筋力トレーニング指導、セルフエクササイズ指導など理学療法士によるリハビリを行っていきます。
また治癒促進として、超音波治療機器、低周波治療機器(電気治療)の使用を併用していきます。
【超音波治療機器】
【干渉波低周波治療機器】

☆必要に応じて靴の指導やインソール作製を行います。
【靴外来】
【理学療法士によるインソール作製】

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