症例紹介

☆Tさん(仮名) 年齢:70代前半

■病名:左足関節内顆骨折術後、両足底部胼胝(タコ)
仕事:立ち仕事 

■症状
10月に左足関節の手術をして踵の痛みだけ残ってしまった。その痛みを庇っているせいか右足の3・4趾あたりの痛みと両足底の指の下あたりに胼胝が出現し痛み出てきてしまった。
歩くだけで痛みがでてしまう。

■治療経過
11月に靴外来にて本人にあった靴の指導を実施。靴を購入後、踵の痛みは半減したが他の痛みは変わらず残っていた。その後、12月ごろにインソールを作製し後方重心、蹴り出し、足趾の動きを調整したところ4カ所すべての痛みがなくなり、靴を履いていない状態でも痛みがでなくなりました。
インソール3
【靴外来】
【理学療法士によるインソール作製】

☆Kさん(仮名) 年齢:10代前半
■病名:オスグット・シュラッダー病
【オスグット・シュラッダー病】
スポーツ:サッカー  週3回以上(練習・試合)
■症状
10月から脛骨粗面に痛みが出現。日常生活での痛みはないがサッカー実施後に脛骨粗面に痛みが出現し、圧痛も出てきてしまいます。

■治療経過
11月より治療開始。
脛骨粗面の骨剥離、炎症症状があるため、超音波治療機器・低周波治療機器・LIPUSにて治療しながら12月に靴外来・インソール作製を実施。インソール作製にて歩行時の後方重心の修正と足の指を上手く使えるように作製。その後、サッカー後の痛みは消失してサッカーを続けています。
インソール 靴
【超音波治療機器】
【干渉波低周波治療機器】
【骨折治療機器】
【靴外来】
【理学療法士によるインソール作製】


☆Iさん(仮名) 年齢:10代前半
■病名:踵骨骨端炎(セーバー病・シーバー病)
【踵骨骨端炎(セーバー病)】
スポーツ:サッカー  週3回以上(練習・試合)
■症状
10月から運動後に右踵部(アキレス腱付着部)に痛み、腓腹筋に疲労感出現。
■治療経過
11月より治療開始
炎症を抑えるために、超音波治療機器にて治療を行い改善傾向にあり、さらに12月に靴外来・インソール作製を実施。その後、痛みが半減以下になりました。
インソールスパイク

☆Eさん(仮名) 年齢:50代前半
■病名:石灰沈着性肩関節周囲炎
【石灰沈着性肩関節周囲炎】

■症状
一昨日から起きたら肩周囲が痛くて肩がまったく動かせない。夜寝ているだけでも痛い。痛くて夜も起きてしまう。

■治療経過
炎症を鎮めるため、肩への注射・消炎鎮痛剤の処方。又、肩の可動域の改善、疼痛緩和目的に理学療法士によるリハビリを処方しました。その後1,2日で痛みは軽快し、日常生活に支障も無く2週間後の診察で治療終了となりました。

☆Aさん(仮名) 年齢:60代前半
 ■病名:肩関節周囲炎
【肩関節周囲炎】

■症状
2~3ヶ月前から肩が痛く挙がらない。後ろにも手が回せない。衣服の着脱も痛い。原因はわからない。

■治療経過
痛み・炎症の緩和目的に消炎鎮痛剤を処方し、肩の可動域の改善、疼痛緩和目的に理学療法士によるリハビリを処方しました。少しずつ痛み・硬さがとれてきましが、まだ可動域に制限が残っているため注射を施工。
【ハイドロリリース】
その後、数回の注射とリハビリにより4~5ヶ月程度で痛み・制限消失し、治療を終了しました。

☆Bさん(仮名) 年齢:40代後半
■病名:拘縮肩(凍結肩)
【拘縮肩(凍結肩)】

■症状
6ヶ月前から痛みがあり、徐々に肩が挙がらなくなっている。今は屈曲80°程度しか肩が挙がらない。横も90°くらいしか挙がらない。無理に挙げようとすると肩甲骨も挙がってしまう。

■治療経過
痛みの緩和のため消炎鎮痛剤を処方し、たくさん動かすように指導。又、可動域向上のため理学療法士によるリハビリも処方。1ヶ月後、少しずつ肩の可動域改善してくるも、未だに硬さあり、生活に支障がある状態のため肩の癒着を剥がすためにサイレント・マニピュレーションを施行。
【サイレント・マニピュレーション】
1週間後には、肩も上がり(屈曲140°)生活が楽になってきました。その後、3ヶ月程度で左右差がなくなり治療は終了しました。

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